生産者紹介

紀州の農業を支えていただいている生産者の皆さまをご紹介いたします。

【柑橘】由良町 中谷 明博(なかたに あきひろ)さん

  • 中谷明博さん
  • ゆら早生

「喜んでもらえるゆら早生作りと新たな取組みへ!」
就農し6年目。両親と共に、ゆら早生100a、温州みかん270a、晩柑類80aの他、水稲60aを栽培しています。

こだわり

ゆら早生発祥の地“由良町”

そして栽培へ

 ゆら早生は昭和60年、由良町で宮川早生の枝分かれから発見されて以来、地元生産者が品質改良に努力を重ねてきました。今では極早生の中でも高糖度で美味しく、市場・消費者から高い評価を得ています。

 ゆら早生栽培は、明博さんのご両親が20年前から始めて以来、少しずつ作付面積を増やしてきました。就農してから徐々に栽培技術を身につけ、今では明博さんが主になって作業を行っています。

 

ゆら早生の栽培管理で工夫していること

 ゆら早生は全般的に青みがかっているのが特徴です。市場から着色の良いものを出荷してほしいとの要望があり、そのためフィガロン(ホルモン剤)散布とマルチシートの被覆、潅水の徹底等、栽培管理を行っています。また、出荷にあたり適切な大きさに育てるため、摘果(てっか)の徹底をはかっています。

 

栽培の中での苦労、やっていて良かったこと

 栽培を行う中で、特に重要なのは摘果です。就農当初、作業に大変苦労したとのことですが、今では少しずつ慣れてきたという明博さんです。

 ゆら早生は、一般的な柑橘の表年と裏年といった豊作・不作が1年毎に発生する隔年結果がなく、安定した出荷量が見込める品種です。「栽培管理をしっかりしていけば結果に繋がるのでやりがいがある」と話す明博さん。ゆら早生の中でも「ゆらっ子(※1)」として出荷できたときの喜びは何物にも代えがたいとのことです。

 

これからの抱負

 明博さんは現在、同町の若手生産者で結成しているゆらっ子農業塾のメンバーの一人として活動をしています。また、極早生でゆら早生よりも早期出荷が可能な新品種《YN26》の改植を進め、本格的に栽培を始めていきたいと考えています。さらに、園内道路を整備し、作業の省力化に努めていきたいと今後の意気込みを力強く話してくれました。

 

(※1)ゆら柑橘撰果場が一定の糖度基準に満たした柑橘をブランド品「ゆらっ子」として名付け、出荷しています。ゆら早生の場合は糖度11度以上です。

                                                                                                 (2014年10月)

 

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