コスト削減のため、とり木や接ぎ木に挑戦！

　梅を栽培するなかで、剪定作業が難しいと言う潤二さん。昨年・今年と剪定講習会に参加し、学んだ技術を自らの栽培にも取り入れています。

　今後はとり木や接ぎ木の勉強をし、自分で樹の管理をすることで、毎年新しく購入している苗木を減らし、コスト削減に繋げられないかと考えているそうです。

今後の梅園管理も徹底し、目指すは省力化！

　今年の生育は実が多くなりすぎて、樹が弱ってしまうのを心配しています。果実一粒が大きくならないと収量増には繋がらないため、今後も様子を見ながら栽培していくそうです。現在はネット張りの作業を行なっており、降雨が多くなれば病気の発生に注意した防除も考えています。今年は病害虫の防除に力を入れ、これから収穫に向けて、毎日こまめに収穫することを心掛けていくそうです。

「現在は祖父に学びながら栽培しているが、将来的には自分の力で栽培できるようになり、今後は省力化に努めたい」と話してくれました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２０１３年６月）