梅の天日干しがピーク

　梅は、青梅と梅干しとして出荷しています。現在は梅の天日干し作業の真っ只中です。階級ごとに選別し、約1ヵ月塩で漬け込んだ梅を、重なり合わないよう、一粒一粒丁寧に並べ、ビニールハウスの中で3〜4日ほど干します。作業は10月末頃まで続くとのことです。

今年の作柄について

　 今年の作柄について、治巳さんの園地では、豊作だった昨年に比べると着果量は少なめで、果実は大玉傾向となりました。大きな病害等もなく順調に生育しました。

どんな作業も手を抜かない。丁寧な栽培管理を心掛ける！

　栽培管理では、梅の樹の生育状況を見ながら、剪定、土作り等を行います。治巳さんは『すべての作業で手を抜かない』ことを心掛けています。「どこかで手入れを怠ると、それが必ず後に響く。丁寧な栽培管理に努めたい」と話します。さらに「これからも地域の梅産業を盛り上げるために、色々なことに挑戦したい」と張り切る治巳さんです。

もっとたくさんの方に、梅の良さを知ってほしい！

　「紀州の梅干しは全国的にも有名だと思いますが、梅の持つ効能や良さなどを、もっとたくさんの方に知ってもらいたい。品質の良いものを作り、この地域と梅の良さを全国に伝えるための力になりたい」と話してくれました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２０１４年９月）