生産者紹介

紀州の農業を支えていただいている生産者の皆さまをご紹介いたします。

【南高梅】みなべ町 山﨑 真一(やまさき しんいち)さん

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「梅干しの消費拡大を!」
南高梅2.3ha、水稲20a、花木類50aを両親、奥さんとともに栽培しています。

こだわり

今年の生育について

 真一さんが南高梅を栽培する地域は、みなべ町の山間地区にあたる、清川地区。6月中頃から青梅の収穫が始まり、6月末頃から、梅干し用の落ち梅の収穫が始まりました。今年の生育について、真一さんの園地では、実の肥大期に雨がよく降ったため、大玉傾向となったそうです。

 

梅の天日干し作業始まる

 専用のタンクに梅と塩を漬け込み、約1ヶ月。8月から、ハウスで梅の天日干しを始めました。セイロに梅と梅がくっつかないように並べ、裏表まんべんなく、干していきます。天日干しの期間は、梅の実の大きさや天候によって変わりますが、約2日から4日間行うそうです。干しあがりが甘いと、果皮が破れやすくなるため、最適な状態で引き上げるのが重要になるといいます。

 また、夏場はハウス内温度が大変高温になります。真一さんはハウス内温度が40度以上にならないよう、適度に換気をすることなどを心掛けています。日差しが強すぎると、梅の実が黒っぽく変色してしまい、見た目や品質が落ちてしまうこともあり、ハウス内の温度管理や、日中の干し時間には注意しているとのことです。

 

梅干しの消費拡大を目指して

 梅干しの消費が減少している中、真一さんが所属するみなべいなみ梅部会でも、消費拡大に力を入れていきたいと考えています。

 「梅干しは、夏ばてや熱中症予防にも効果的で、ダイエットや美容に活用したり、これから冬に向けては、風邪予防にも最適です。梅干しで、皆さんの健康を応援したい」と話します。

 また、これからの農業について「生産量が減れば、物価は高値となり、一時的に所得は上がるかもしれないが、それでは地域は元気にならない。生産量は今のままでも、消費が拡大すれば所得が向上し、地域も活性化する。これまで以上に梅の効能をアピールし、梅部会一丸となり、梅屋さん、行政と協力しながら、消費拡大に努めていかなくてはいけないと感じている」と力強く話してくれました。

                            (2015年9月)

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