生産者紹介

紀州の農業を支えていただいている生産者の皆さまをご紹介いたします。

【いちご】日高川町 龍田 雅人(たつた まさと)さん

  • 農語り 龍田雅人さん
  • 農語り 龍田雅人さん・いちご

「高品質なイチゴ作りに夫婦で取り組む!」
イチゴ13a、イチゴ苗7a、水稲160a、その他野菜などを、奥さんと栽培しています。

こだわり

県オリジナル品種「まりひめ」を栽培!

 雅人さんの栽培するイチゴは、県オリジナル品種「まりひめ」を中心に、「さちのか」も栽培しています。「まりひめ」は、「章姫」と「さちのか」の交配種。実が大きくて、色づきが良く、まろやかで食べやすい人気の品種です。

 32年前からイチゴ苗を栽培していましたが、13年ほど前、知人を介して7a分のハウスを借りたことをきっかけに、イチゴの実の栽培を開始しました。

 イチゴは、Aコープかわべ産直コーナーや、中津の産品所にも出品しています。

 

栽培管理について

 イチゴ作りは、親株(苗)を育てるところからスタートします。1月に定植し、毎日適度に潅水します。9月末頃になると、育った苗を本圃に定植します。イチゴは病害虫に弱いため、3月頃から、1週間に一度は防除を行います。花が咲くとミツバチを入れて受粉を助け、大きい実を作るために摘花(果)作業を行う等、収穫のときまで一時も気を抜くことができません。花が咲いて収穫までにかかる期間は、冬場で約40~50日、春は30日前後。「ゆっくり熟して、おいしくなる」と雅人さんは話します。

 今年は暖冬の影響で生育スピードが速くなり、例年より10日ほど早く、12月中旬から収穫が始まりました。例年よりも小ぶりな実が多かったと振り返ります。収穫は、5月の連休頃まで続きます。

 数ある作業の中でも、時間がかかり慎重に行うのは、イチゴのパック詰めとのことです。イチゴはデリケートなため、特に丁寧に行います。

 また今年は、実の痛みを防ぐこと等を目的に、圃場の黒マルチの上に白い緩衝材を敷きました。「試験的に一部に敷いてみたが、良い結果が出れば次年度以降も取り入れたい」と、高品質なイチゴ栽培のために取り組んでいます。

 

夫婦仲良く、高品質な イチゴを作り続ける!

 雅人さんは、丹精込めて育て、真っ赤に実ったイチゴを収穫するとき、一番やりがいを感じると話します。産直コーナー等に出品すると、午前中で売り切れてしまう人気ぶり。待ってくれているお客様がいることが嬉しいと微笑みます。産直コーナーでは、一緒に栽培に取り組む奥さんの悦子さんが作ったイチゴジャムも販売しています。

 最後に、「温度差や日照時間など、天候で生育状況は変わるが、「まりひめ」は大きくて味も良い。これからも夫婦仲良く、作り続けたい」と話してくれました。 (2016年3月)



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