6月22日、ホテル＆リゾーツ和歌山みなべで、第5回ＪＡ紀州通常総代会を開催しました。

本人出席177人、議決権行使者368人、全総代545人が出席。

全9号議案について慎重に審議し、全ての議案が可決承認されました。

 ▲開会宣言を告げ、挨拶を述べる芝光洋組合長　　　　　　　▲議長を務めた久保賢一さん

ＪＡ紀州の平成30年度正組合員11,212人、准組合員14,205人。

ＪＡ紀州の現状として下記3項目を報告。

（１）地域の状況

　①管内人口は減少し、高齢化が進行している

　②一方、世帯数については、特に日高町の振興住宅地開発の影響等もあり、増加傾向にある

（２）農業の状況

　①定年退職による専業化等により専業農家は増加傾向にある。

　②一方、兼業農家は減少傾向にあり、販売農家全体では減少している

　③農業従事者の高齢化が進行している

　④農家の減少・高齢化に伴い、耕作放棄地が増加している

（３）ＪＡの状況

　①組合員数は、平成27年度以降に准組合員が大幅に増加しているものの、正組合員は減少傾向にある

　②組合員の高齢化が進行しており、正組合員は4割以上が70歳以上となっている

　③出資金・貯金ともに65歳以上が約6割を占めている現状であり、相続等による出資金及び貯金の流出が懸念される

　④特に経済事業の事業取扱高が伸び悩む中、費用の抑制と事業の合理化・効率化に向けた取り組みが必要である

また、ＪＡ8部門から令和元年度事業計画を報告しました。