御坊市の宮子姫実行委員会は、第5代目の宮子姫(みやこひめ)を決定しました。
選ばれたのは、当JA金融部金融課の堀内友里加さんと、㈱紀陽銀行の吉田美咲さん。
10月1日から1年間、「宮子姫」として、御坊市観光協会や御坊商工会議所、宮子姫顕彰会などの各種イベントに参加・出演します。
堀内さんは「選んでいただき光栄です。自身も楽しみながら、吉田さんと一緒に地域に貢献できるよう頑張りたいです」と話しました。
▲5代目「宮子姫」のふたり。
吉田美咲さん(左)、堀内友里加さん(右)
▲4代目宮子姫、岩﨑理沙さん(左奥)と岸本佳緒里さん(左前)から引き継ぎました
▲当JA芝光洋専務からも記念品を贈呈
✿「宮子姫」について✿
(諸説あります)
九海士(くあま)の里(現在の御坊市)に住む海女の夫婦のもとに、ひとりの女の子が生まれ「宮子」と名付けられました。しかし大きくなっても宮子には髪の毛が生えませんでした。
あるとき宮子の母が、海の中から小さな観音様の象を見つけてすくいあげ、毎日お参りをしていました。すると宮子の髪の毛が生え始めたのです。
その後、長くきれいな黒髪がきっかけで、藤原不比等の養女に迎え入れられます。後に文武天皇の妃となり、奈良の東大寺を建立した聖武天皇の母となります。
「髪長姫(かみながひめ)」とも呼ばれ、現代まで物語が言い伝えられています。
また、宮子姫は「安珍・清姫」伝説で有名な「道成寺」の建立に関わった人物でもあります。
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