「JA紀州」は、平成26年4月1日にJA紀州中央、JAグリーン日高、JAみなべいなみの3JAが合併した新生JAです。
管内は紀伊半島の中央に位置し、御坊市、日高郡6町、田辺市龍神村からなる県下一の農業地帯です。日高川をはじめ大小河川の豊かな水資源と緑あふれる山々など、美しい自然の恵みを受け、一年を通じて様々な農産物が生産されています。
「紀州みなべの南高梅」「スターチス」「紀州うすい」は日本一の生産量を誇り、野菜では高糖度ミニトマトの「赤糖房」「優糖星」「王糖姫」、西日本一の生産量を誇る小玉スイカ「ひとりじめ7」など、果樹では極早生高糖系みかん「ゆら早生」、樹上越冬はっさく「ゆらっ子」などのブランド作物に加え、生産量日本第2位のカスミ草をはじめとする花き栽培において一大産地を形成しています。
また、管内には、「一目百万、香り十里」と称される、名実ともに日本一の南部梅林があり、6月の梅の収穫シーズンには「梅もぎツアー」や「梅ジュース作り」を、通年に亘って「梅漬け体験」などを楽しんでいただけます。
他にも、日本3美人の湯として名高い「龍神温泉」をはじめ、透明性が抜群の県内屈指の「産湯海岸」、全長約6kmにも及ぶ日高地方最大の海岸「煙樹ケ浜」、能や歌舞伎で有名な“安珍清姫”伝説が伝わる「道成寺」など、観光スポットも目白押しで、熊野三山へと通じる参詣道であった「熊野古道」も管内の沿岸部を縫うように通り、多くの古道ファンが訪れています。
JA紀州のロゴマークのコンセプトは、「わかば」です。「JA紀州から新しく命が芽吹き、やがて大きな木(紀)になり、花を咲かせるような場でありたい」との願いを込めています。
消費者の皆様から信頼される「安全・安心」な農産物を周年通じて供給する「情熱あふれる産地づくり」を目指すとともに、次世代を担う子どもたちへの「食農教育」や地域貢献活動、環境保全活動等に取り組むことで、「食」と「農」を通じて地域社会に心豊かな花が咲くよう努めてまいります。
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