春の彼岸用に、特産のスターチスの出荷が最盛期を迎えています。集出荷施設がいなポートでは、ピーク時に1日100万本超を集荷。

3月中は約1000万本の出荷を見込んでいます。年間では5000万本超を目標に、出荷は6月まで続きます。

　スターチスは、ガクの部分は乾燥しても、ほとんど色が変わらないため、仏花やドライフラワーに適しており、長期間楽しむことが出来ます。JA管内では、御坊市や印南町で栽培が盛んで、生産量は日本一を誇ります。今年は、台風の被害が無く、品質は良好です。

　担当者は、「現在、生育は順調で出来も上々。消費者の皆さんに彼岸のお供えとして使っていただけるよう、高品質出荷に努めたい」と話しています。