JA紀州は、9月14日より移動販売事業を開始いたします。
それに先駆けて、御坊市・美浜町・日高町・由良町・日高川町とJA紀州は、「地域見守り協定」を締結しました。
現在、全国各地で日常の買い物に不自由する「買物困難者」と呼ばれる方たちが増加しています。
JA紀州管内でも、65歳以上人口は約29%にのぼり、買物困難者である方も少なくありません。
そこで、徳島県を中心に移動スーパーを運営している、株式会社とくし丸と提携を結び、移動販売事業を開始する運びとなりました。
冷蔵庫を完備した軽トラックに、たくさんの商品を積み込んで、管内の買い物が不便になりつつある方々のお宅を1軒1軒訪問します。
▲5市町長が協定書に調印
買物をサポートする中で、異常に気づいた際は救助要請や通報を行うなど地元行政機関と連携して、孤独死などの発生を未然に防止し、【見守り】の役目を果たすことも目的です。
『移動スーパー・とくし丸』は9月14日に出発式を行い、営業をスタートします。
久保秀夫組合長は「全国的に高齢化が進む中、『移動スーパー・とくし丸』の事業内容は1軒ずつ家をたずねることで、様々なサービスができると感じ、移動販売事業を開始する運びとなった。行政と連携し、地域住民を見守りたい」と述べました。
来賓を代表し柏木征夫御坊市長は「地域との繋がりが深いJAの力を活かしていただき、高齢者が安心して過ごせるように、力を合わせていきたい」と話しました。
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