川辺果樹選果場、ゆら柑橘撰果場で不知火の出荷がピークを迎えています。出荷はL級、2L級が主力で、東京や大阪の市場を中心に、3月中旬までに平年並みの出荷量を見込んでいます。
不知火は、中晩柑類の中でも、甘みが強く、味も濃厚という特徴があります。
収穫は年明けから始まり、収穫後2~3週間貯蔵し、水分を飛ばしてから出荷されます。中でも、糖度13度以上かつ酸味1%以下のものは、「デコポン」として出荷。今年の荷受は1月24日から行っています。
今年産は、昨年8月以降少雨だったこともあり、糖度も高いことから、上質な仕上がりとなっています。
JA管内では、日高川町、御坊市、印南町、由良町などで栽培されています。
日高川営農販売センターの近田勝紀営農指導員は、「今年産の不知火は、糖度と酸味のバランスが良く、とても美味しく仕上がっている。ぜひとも味わって食べてほしい」と話しています。