フラワー・オブ・ザ・イヤーOTA新商品奨励賞
和歌山県の生産者で初受賞

 12月4日、JA紀州が出荷しているスターチスのシンジ―シルバーが、フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAの新商品奨励賞を受賞しました。和歌山県の品種・生産者では初めての受賞となります。

 フラワー・オブ・ザ・イヤーOTAは、今年で16回目。(株)大田花き(本社:東京都)が主催し、同社が毎年、切り花を中心に葉物や枝物など出荷実績のある約20万品種の中から、年間の取引データの分析とバイヤーによる投票で、最優秀賞、優秀賞、新商品奨励賞(2品種)の計4品種を選び、品種・生産者(JAなどの出荷元)を表彰しています。

 シンジ―シルバーは、ドライな質感で、スターチスよりもガクが広く、青みがかったピンクの小花がたくさん付いていて、上品でかわいいという特徴があります。

栽培している農家は、全国でも数軒しかなく、管内では、御坊市名田町の野村直佑さんだけが栽培しています。

 野村さんは、「トレンドを捉え、品質にこだわった栽培に取り組んできたことが評価されて嬉しいです。これからも新しいことに挑戦し続けたいです」と話していました。

 芝光洋組合長は、「若手農家の挑戦が評価され、県内初受賞に繋がって嬉しい。これからも新しい取り組みに期待しています」と受賞を喜びました。

 

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新商品奨励賞を受賞したシンジ―シルバーと野村さん



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