ＪＡ紀州女性会では毎年、卒業式シーズンに合わせて、当地域特産の花を使ったフラワーアレンジメント教室を、管内の小中学校で開催しています。

今年は１３の小中学校で合計４２５人がアレンジメント作りに挑戦します。

アレンジメントは卒業生が作って家族に贈ったり、在校生が作って卒業生に贈ったりと、各校で様々。卒業式の会場に飾り、式典に彩りを添えています。

アレンジメントに使う花はＪＡ紀州が提供しています。

特産のスターチスをはじめ、カスミソウ、ガーベラ、スィートピー、カーネーション、レザーファンの６種類。

（レザーファン以外は、全てＪＡ紀州管内で生産されているものです）

▲教室の前にＪＡ職員から、当地域がスターチスの生産量日本一であることや、スターチスの花言葉「変わらぬ心」などを紹介しました。

▲▼女性会員がサポートし、一人ひとつのアレンジメントを完成させます。

講師を務める女性会かわべブロック会員の玉置絹子さんは「これを機会に花にもっと親しみをもってくれると嬉しい。自分たちの住む町で、たくさんの花が作られていることを誇りに思ってほしいですね」と話します。

✿スターチス✿

ＪＡ紀州が生産量日本一を誇る花です。

紫、ピンク、白…などの色バリエーションがありますが、花に見える部分（写真↓の紫色の部分）は「ガク」が発達したものです。

ガクの中の、白いところが花です。

実はスターチスの花色は、２種類（白・黄色）しかありません。

ガクの部分は乾燥してもほとんど色が変わらないので、ドライフラワーにも最適で、長期間楽しむことができます。

花言葉「変わらぬ心」にかけて、色んな場面で使用していただけます。

お見かけの際は、ぜひ手にとってみてくださいね！